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面接日程メールの返信における「時間」の正しいマナーと例文

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転職活動を進める中で、書類選考を通過し、企業と面接日程をメールで調整する段階に入ると、様々な疑問が生じるものです。特に「希望時間はどのように提示すべきか」や、「メールの返信自体を何時に送るのが適切か」といった、時間に関するマナーに悩む転職者は少なくありません。面接日程の調整段階から、すでに企業とのコミュニケーションは始まっており、メールの文面や送信タイミングは、あなたへの評価を形成する重要な要素となります。本記事では、面接日程メールの返信において、相手に好印象を与える時間の伝え方や、メールを送信する時間帯の基本マナー、そして具体的な例文について詳しく解説します。

面接の希望時間を伝える際の基本マナー

企業から「ご都合の良い日時をお知らせください」と求められた場合、相手がスケジュールを調整しやすいように配慮した、時間の提示方法を心がける必要があります。

幅広い時間帯を複数提示する

希望時間を伝える際は、「14時から15時」のようにピンポイントで指定するのではなく、「14時以降であればいつでも可能」や、「午前中(9時から12時)であれば調整可能」といったように、ある程度幅を持たせた時間帯を提示することが重要です。面接官のスケジュールや、会議室の空き状況は流動的であるため、選択肢が限定されていると調整が難航してしまいます。また、候補となる日程は、少なくとも3つから5つ程度、複数提示するのが一般的なマナーです。

日付と曜日、時間を正確に記載する

行き違いを防ぐため、日時は「〇月〇日(〇)」と曜日までセットで明記します。さらに、時間は「14:00〜16:00」のように、24時間表記を用いるか、「午後2時〜午後4時」のように午前と午後を明確に書き添えましょう。「明日の午後」や「夕方頃」といった曖昧な表現は、ビジネスメールにおいて混乱を招く原因となるため、誰が見ても誤解のない正確な記載を徹底してください。

メールの返信を送信する「時間帯」のマナー

希望時間の提示方法だけでなく、作成したメールをいつ企業へ送信するかも、ビジネスマナーとして見られているポイントです。

返信は「24時間以内」が鉄則

面接案内のメールを受信した際は、確認後できる限り早く返信することが基本です。遅くとも、受信から24時間以内には返信を完了させるようにしてください。採用担当者は、複数の候補者との面接スケジュールを同時に進行しており、返信が遅れると他の方の予定が先に入ってしまう可能性があります。迅速なレスポンスは、仕事の処理能力の高さや、企業への志望度の高さをアピールする絶好の機会となります。

営業時間内の送信が望ましい

メールを送信する時間帯は、企業の営業時間内、一般的には平日の午前9時から午後6時頃の間に送るのが最も丁寧な対応です。採用担当者が業務中にメールを確認できるため、スケジュールの確定もスムーズに進みます。

深夜や早朝に送信する場合の配慮

在職中の転職活動などで、どうしても平日の日中にメールを送ることが難しい場合は、深夜や休日に送信すること自体は問題ありません。ただし、採用担当者のスマートフォンに通知が届く設定になっている可能性などを考慮し、深夜や早朝の連絡は避けた方が無難です。もし、夜遅くに送信する場合は、メールの冒頭に「夜分遅くに失礼いたします」といったクッション言葉を添えることで、相手の都合に配慮できる人物であるという印象を与えることができます。

【状況別】面接の希望時間を伝える返信メールの例文

自身のスケジュールの状況に合わせて、そのまま活用できる具体的なメールの例文を紹介します。

企業から希望日時の提示を求められた場合の例文

企業から複数の候補日時を求められた場合の、基本的な返信文面です。

件名:Re: 面接日程のご案内(株式会社〇〇 採用担当)

本文:

株式会社〇〇

人事部 採用担当 〇〇様

お世話になっております。

面接のご案内をいただきました、〇〇(氏名)です。

この度は、書類選考通過のご連絡、ならびに面接の機会をいただき、誠にありがとうございます。

ご依頼いただきました面接の希望日時につきまして、以下の通りご提示いたします。

・〇月〇日(曜日)〇:〇〜〇:〇

・〇月〇日(曜日)〇:〇以降であればいつでも可能

・〇月〇日(曜日)午前中(〇:〇〜〇:〇)

・〇月〇日(曜日)〇:〇〜〇:〇

上記の日程の中で、〇〇様のご都合の良い日時をご指定いただけますでしょうか。

もし上記日程での調整が難しい場合は、再度候補日を提示いたしますので、お気兼ねなくお申し付けください。

お忙しいところお手数をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

氏名:〇〇 〇〇 電話番号:090-XXXX-XXXX メールアドレス:XXXX@XXXX.com

現職の都合で夕方以降しか時間が取れない場合の例文

就業中で平日の日中の調整が難しく、18時以降などの遅い時間を提案せざるを得ない場合の文面です。

件名:Re: 面接日程のご案内(株式会社〇〇 採用担当)

本文:

株式会社〇〇

人事部 採用担当 〇〇様

お世話になっております。

〇〇(氏名)です。

この度は、面接の機会をいただき、誠にありがとうございます。

面接の希望日時につきまして、現在就業中のため、平日は夕方以降でのご相談となってしまい、誠に恐縮でございます。

以下の日時であれば、お伺いすることが可能でございます。

・〇月〇日(曜日)18:30以降

・〇月〇日(曜日)19:00以降

・〇月〇日(曜日)18:30以降

営業時間外のご提案となってしまい、大変申し訳ございません。

もし上記日程での調整が難しい場合は、有給休暇の取得等にて日中の時間を調整いたしますので、遠慮なくお申し付けください。

何卒よろしくお願い申し上げます。

氏名:〇〇 〇〇 電話番号:090-XXXX-XXXX メールアドレス:XXXX@XXXX.com

面接の所要時間が不明な場合の確認方法

企業からのメールに面接の所要時間(例えば「1時間の予定です」など)が記載されておらず、前後のスケジュール調整のために確認したい場合は、メールの返信時に丁寧に質問しても失礼にはあたりません。

確認する際の丁寧な言い回し

日程を提示した後の段落で、「前後のスケジュールの都合上、おおよその所要時間をお伺いしてもよろしいでしょうか」や、「当日の所要時間は、1時間程度を想定しておけばよろしいでしょうか」と、簡潔に尋ねます。面接時間は通常30分から1時間程度が一般的ですが、筆記試験や適性検査が含まれる場合は長くなることもあるため、不安な場合は事前に確認しておくことで、当日に慌てることなく面接に集中することができます。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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