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面接の持ち物に「履歴書」が書いてない!持参すべきか迷った時の正しい対応

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転職活動を進める中で、企業から送られてきた面接案内のメールを確認した際、持ち物の項目に履歴書の記載がない場合、どのように対応すべきか、迷ってしまう方は多くいらっしゃいます。「すでにデータで送っているから不要なのだろうか」、それとも「暗黙の了解として持参するのが常識なのだろうか」と、面接前から不安を抱えてしまうケースは珍しくありません。この記事では、面接の持ち物に履歴書が指定されていない場合の企業側の意図や、転職者が取るべき正しい対応、そして持参する際の注意点について、詳しく解説します。

持ち物に履歴書の記載がない場合、持っていくべき?

企業からの案内に履歴書の指定がない場合、手ぶらで向かって良いのか、それとも念のため用意すべきなのか、基本的な考え方を整理しておきましょう。

結論として「控え」として必ず持参するのが安心

結論から申し上げますと、持ち物の指定に履歴書が含まれていない場合であっても、自分自身の控えとして、必ずプリントアウトした履歴書を持参しておくのが、最も安全かつ推奨される対応です。企業側から提出を求められなかったとしても、カバンの中に履歴書が入っているという事実は、面接当日の不測の事態に対する大きな安心材料となります。ビジネスの現場においては、指示されたことだけを行うのではなく、起こり得る状況を予測し、自ら準備を整えておく姿勢が求められます。

企業が履歴書を持ち物に記載しない理由

そもそも、なぜ企業は履歴書を持ち物に指定しないのでしょうか。その理由として最も多いのは、Web上の応募フォームや、転職エージェントを経由して、すでにあなたの履歴書データが企業側に共有されており、改めて紙で提出してもらう必要がないと判断しているケースです。また、ペーパーレス化を推進している企業では、面接官がタブレットやパソコンの画面上で、直接履歴書のデータを確認しながら面接を進行するため、紙の履歴書を不要としていることもあります。

履歴書を持参しておくべき3つの具体的な理由

企業側が不要だと判断している場合でも、あえて履歴書を持参することには、転職者にとって非常に大きなメリットがあります。

面接直前に自分の経歴や志望動機を見直すため

履歴書を持参する最大の理由は、面接直前のわずかな待ち時間を利用して、自分が書いた内容を最終確認するためです。面接では、履歴書に記載された志望動機や自己PRをベースに、面接官から深掘りするような質問が投げかけられます。手元に履歴書の控えがあれば、どのようなニュアンスで自己アピールを記述したのかを正確に思い出すことができ、書類の内容と口頭での説明に矛盾が生じるのを防ぐことができます。

面接官の手元にデータが届いていないトラブルに備えるため

社内の連携ミスや、システムの不具合などにより、あなたが事前に提出したはずの履歴書データが、面接を担当する面接官の手元に届いていないというトラブルが、稀に発生することがあります。そのような予期せぬ状況に陥った際、「控えとして持参しておりますので、よろしければこちらをご覧ください」と、スムーズに紙の履歴書を差し出すことができれば、ピンチをチャンスに変え、あなたの危機管理能力や準備の良さを高く評価してもらうことができます。

入館手続きなどで急遽必要になるケースがあるため

セキュリティが厳格なオフィスビルなどでは、面接会場となるフロアへ入館する手続きの際、身分証明書に加えて、当日の面接予定を証明する書類として、履歴書や面接案内メールの提示を求められることがあります。スマートフォンでメールの画面を見せることも可能ですが、紙の履歴書をすぐに提示できるようにしておくことで、受付でのやり取りをよりスムーズに済ませることができます。

履歴書を持参する際の正しいマナーと注意点

持ち物に記載がない中で履歴書を持参する場合、ただカバンに入れておけば良いというわけではありません。取り扱いにも、社会人としての配慮が必要です。

クリアファイルに挟み、折れや汚れを防止する

持参する履歴書は、移動中にカバンの中で折れ曲がったり、水滴や汚れが付着したりするのを防ぐため、必ず無色透明のクリアファイルに挟んで保管してください。クリアファイルに入れることで、紙を美しい状態に保つことができるだけでなく、面接官へ提出することになった際にも、両手で丁寧に、かつスマートに手渡すことができます。

提出を求められた際、すぐに取り出せるよう整理しておく

カバンの中に履歴書を入れていても、他の荷物と紛れてしまい、必要な時にすぐに取り出せなければ意味がありません。面接会場に入る前に、カバンの中をしっかりと整理し、声をかけられたら数秒で履歴書を取り出せる定位置を決めておきましょう。もたつくことなく、スピーディーに対応する姿は、仕事における処理能力の高さや、整理整頓の習慣があることを印象付けます。

履歴書以外にも確認しておきたい、面接の必須アイテム

履歴書と同様に、持ち物として指定されていなくても、面接の場に必ず持参すべき基本的なアイテムが存在します。

職務経歴書の控えと筆記用具は必ずセットで用意する

履歴書と並んで重要な応募書類である、職務経歴書の控えも、必ずセットで持参してください。中途採用の面接では、履歴書よりも職務経歴書の内容に焦点を当てて質問されることが多いため、こちらの手元確認はより重要になります。また、面接中に企業側からの重要な説明を記録したり、今後の選考スケジュールを書き留めたりするために、黒のボールペンと、ビジネスにふさわしいシンプルなデザインのメモ帳も、忘れずに用意しておきましょう。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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