レバレジーズにおける営業企画の役割とは?業務内容・求められるスキルと面接対策を徹底解説
IT・医療・介護・若年層向け就職支援をはじめとする人材ビジネスや、Webメディアの運営、M&Aアドバイザリー、さらには海外展開や地方創生事業に至るまで、多角的な事業創造を続けるレバレジーズ株式会社。「顧客の創造を通じて、関係者全員の幸福を追求し、各個人の成長を促す」という企業理念を掲げ、創業以来、外部資本を入れない完全自己資本経営を貫きながら、高成長と盤石な財務基盤を両立させています。
同社の大きな競争優位性は、インハウス(自社内)にエンジニア、デザイナー、マーケター、リサーチ部隊を抱える「内製化体制」と、泥臭く顧客と向き合う強固な営業現場の融合にあります。
各事業領域の最前線で動く営業組織を後方から支え、事業戦略の立案、業務プロセスの標準化、営業生産性の向上を牽引する「営業企画(営業推進/セールスプランニング/事業企画推進)」は、組織の急拡大に伴う事業推進の要として中途採用市場でも注目を集めています。
メガベンチャーや人材・IT・コンサルティング領域でのキャリアアップを目指す営業経験者や企画職の方に向けて、レバレジーズにおける営業企画の位置づけ、具体的な実務領域、求められる人物像、そして採用面接を突破するためのアピールポイントについて詳しく解説します。
高速成長とオールインハウスを掲げるレバレジーズにおける営業企画の位置づけ
レバレジーズの主要事業である「レバテック(ITエンジニア・クリエイター専門エージェント)」や「レバウェル(医療・介護・ヘルスケア分野の支援サービス)」、「ハタラクティブ(既卒・第二新卒・フリーター向け就職支援)」などは、いずれも高い市場シェアを誇っています。
同社の営業活動は、クライアント企業(求人先)を開拓・深耕するリクルーティングアドバイザー(法人営業)と、求職者に寄り添うキャリアアドバイザー(個人向け支援)の連携によって成り立っています。近年では、人材紹介にとどまらず、企業の組織課題解決やDX推進、M&A支援といった高付加価値なソリューション提案へのシフトが進んでいます。
このような成長フェーズにおいて、営業企画が果たすべきミッションは以下の通りです。
1. 急速に拡大する営業組織の標準化と早期戦力化
毎年多数の新入社員や中途入社者が加わる中、トッププレイヤーの属人的なスキルに依存することなく、誰もが安定して成果を再現できる営業プロセスとイネーブルメント体制を構築します。
2. マーケティング・開発部隊と営業現場をつなぐハブ機能
自社内でWebマーケティングやシステム開発を完結させる同社だからこそ、マーケティングが獲得したリードの状況や、現場の営業担当者が直面しているボトルネックを素早く把握し、施策やシステム改善へと落とし込みます。
3. データドリブンなパイプライン管理とプロセスの最適化
SFA(営業支援システム)やCRMに蓄積された商談ログを精緻に分析し、アプローチから初回商談、求人獲得、マッチング、成約、入社後の定着に至る歩留まりを可視化して改善を打ち続けます。
営業企画の具体的な業務内容
担当する事業部(IT領域、ヘルスケア領域、若年層・グローバル領域、新規事業統括等)によって注力テーマは異なりますが、代表的な実務領域は主に以下の通りです。
1. 営業戦略の立案と目標(予算・KPI)の配分
- 各事業部の中期経営計画に連動した、統括部別・チーム別の目標設定(新規開拓数、有効求人数、成約件数、売上高等)
- 業界ごとの採用難易度や市場動向を分析し、重点ターゲット業界や注力エリアの選定
- 大型プロモーションや市場の繁忙期に合わせた、全国規模の営業キャンペーンや推進プランの策定
2. 提案支援ツールの整備とセールスイネーブルメント
- クライアントの採用・組織課題に応じた提案書テンプレート、業種別成功事例集の作成
- 複雑な契約形態や関連法規(労働者派遣法、職業安定法等)を、現場の営業担当者が即座に理解し顧客へ分かりやすく提示できるマテリアルの整備
- 新任営業担当者向けのオンボーディングプログラム策定、商談ロールプレイング研修の企画運営
3. SFA/CRMの運用定着とパイプライン分析
- Salesforceなどの営業支援システムにおける項目設計、入力ルールの標準化、現場への定着推進
- リード獲得からアプローチ、商談化率、提案移行率、受注率に至るパイプラインの歩留まりや失注要因をデータで分析
- 営業本部長や事業責任者に対する、月次および四半期ごとの売上着地予測(フォーキャスト)の定期レポーティング
4. 部門間連携とクロスファンクショナルな協業
- 自社内のマーケティング部、メディア開発部、エンジニア、法務・コンプライアンス部門との緊密な連携
- 営業現場で吸い上げた顧客企業や求職者の生の声(サービス改善要望や新機能ニーズ)を整理し、自社メディアの改善や新規プロダクト開発へフィードバックする循環の構築
求められるスキルと活躍できる人物像
採用面接や実務において高く評価される主な資質や能力は以下の通りです。
1. ファクトとデータに基づく徹底した論理的思考力
徹底した合理性とデータドリブンを重視する同社では、感覚論や精神論による提案は通用しません。SFAデータや市場の指標を客観的に読み解き、「どこに組織の課題があり、どの指標を改善すれば全体の成果が最大化するのか」を数字の根拠をもって筋道立てて説明できる論理性が不可欠です。
2. 高い当事者意識と泥臭いやり切り力
レバレジーズには、自ら手を挙げて組織課題を解決していく文化が根付いています。企画を立てて指示を出すだけの姿勢ではなく、自ら現場のヒアリングに赴き、現場が動き出すまで伴走して成果が出るまで粘り強くやり切る推進力が求められます。
3. 現場に寄り添う高い共感力と調整力
営業企画が設計した施策は、最前線でお客様と対峙する営業担当者が実践できなければ成果を生みません。多忙な現場の業務負担に配慮しつつ、現場にとってのメリットを丁寧に提示しながら、協力を引き出せる高い対人折衝能力が重要視されます。
これまでの経験をアピールにつなげる視点
異業界や現場営業からのキャリアチェンジを目指す場合、過去の実務実績をレバレジーズの営業企画の要件に結びつけることが重要です。
- 人材・メディア・広告業界の営業経験者:クライアントの採用課題や無形商材の商談プロセスへの理解を活かしつつ、「個人の売上数字」にとどまらず、「自作の提案ツールをチームに共有して成約率を高めた」「若手育成の仕組みを整えた」といった組織貢献の実績を軸に据えます。
- SaaS・IT企業の営業・企画経験者:分業型モデル(The Model)の実務経験や、SFAを活用したデータ分析、パイプライン管理の実績を前面に出し、即戦力としての親和性をアピールします。
- 他業界の営業企画・事業企画経験者:KPI設計、業務プロセスの可視化、SFAの定着など、「営業組織を仕組み化して組織全体の業績を向上させた実績」を客観的な数字とともに語ります。
採用面接を突破するためのアピールポイント
中途採用面接において適性を伝える際は、「課題の構造化」「周囲の巻き込み」「客観的な数値成果」の3つのステップで整理して語ることが重要です。
「個人の成果」から「仕組み化」への意識の転換を語る
営業現場の経験を持つ場合、「自ら売上目標を達成した」という話だけでは差別化になりません。 「自分が契約を取ること以上に、自分が設計した提案フォーマットや分析データによってチーム全体の成約率が伸びる瞬間に最もやりがいを感じた」といった、実体験に基づいた転換点を明確に言語化します。
業務改善のプロセスを客観的な数字で説明する
過去に自発的に取り組んだ改善について、具体的な数値を用いて論理的に説明します。
- 「チーム内の商談進捗データを分析し、初回商談から求人獲得への移行率が低い要因を特定した」
- 「業界別のヒアリングシートを整備し、若手メンバー向けの勉強会を実施した」
- 「結果として、チーム全体の有効提案率が従来の〇%から〇%へと改善し、商談準備にかかる時間を月間〇時間短縮させた」
レバレジーズの理念と事業成長への共感を示す
同社の選考では、合理的なスキルだけでなく、「顧客の創造を通じて、関係者全員の幸福を追求する」という企業理念や、事業創造に対する情熱が深く見極められます。「自らの企画力やデータ分析力を活かし、現場の営業担当者が顧客の本質的な課題解決に集中できる強い営業基盤を創り上げたい」という真摯な姿勢を自らの言葉で伝えることで、同社が求める営業企画としての説得力が高まります。



