お役立ち情報
PR

面接で「やりたいこと」を聞かれたら?好印象を与える答え方と回答の構成法

mense20530
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

転職活動の面接において、志望動機や自己PRと並んで必ずと言っていいほど質問されるのが、「入社後にやりたいことは何ですか」という問いです。これまでの職務経歴やスキルを伝えることと同じくらい、あるいはそれ以上に、この「やりたいこと」の明確さは選考の合否を大きく左右します。しかし、自分の希望をただ率直に伝えるだけでは、面接官に十分なアピールにならないケースが少なくありません。企業側がこの質問をする意図を正しく理解し、自社が求めている役割と自分のやりたいことを論理的に結びつけて伝える必要があります。本記事では、面接官が入社後にやりたいことを質問する理由や、好印象を与えるための伝え方のポイント、そして具体的な構成方法について詳しく解説します。

面接官が「やりたいこと」を質問する本当の理由

企業が面接において応募者のやりたいことを尋ねるのには、単に本人の希望を叶えられるかを確認するだけでなく、採用後の定着や活躍を見極めるための明確な意図が存在します。

自社の事業方向性とマッチしているかを確認するため

企業には、現在展開している事業や、今後数年をかけて目指していくビジョンが存在します。応募者が抱く「やりたいこと」が、企業の目指す方向性や、今回募集しているポジションの職務内容としっかりと合致しているかを確認しています。どれほど優秀なスキルを持っている人材であっても、そのやりたいことが自社のリソースや事業領域から大きく外れている場合、「入社してもやりたいことが実現できず、すぐに辞めてしまうのではないか」という懸念を抱かれ、採用が見送られる原因となります。

仕事に対する主体性やモチベーションの高さを見るため

入社後にやりたいことが明確な人は、仕事に対して受け身ではなく、自ら課題を発見して行動する「主体性」を持っていると判断されます。また、明確な目標があることで、困難な状況に直面した際にも、それを乗り越えようとする強いモチベーションを維持することができます。企業は、ただ指示を待つだけの人材ではなく、自社の成長を牽引してくれるような、成長意欲の高い自立した人材を求めています。

自身の強みと現実的なキャリアビジョンがあるかを測るため

「やりたいこと」を語る際、それが単なる憧れや根拠のない夢物語になっていないか、地に足がついた計画性があるかを見極めています。これまでの自身の経験や強みをベースにしつつ、入社後にどのようなステップを踏んでその目標を達成しようとしているのかという、現実的なキャリアビジョンを描けているかどうかは、ビジネスパーソンとしての論理的思考力や自己分析能力を測る重要な指標となります。

面接で「やりたいこと」を伝える際のエッセンシャル・ポイント

面接官に「この人を採用したい」と思わせる説得力のある回答を構築するためには、以下の重要なポイントを押さえておくことが不可欠です。

応募先企業でしか実現できない理由を明確にする

やりたいことの内容が、同業他社であっても実現できるような汎用的なものであると、面接官に熱意が伝わりません。「なぜ他の企業ではなく、この会社でなければならないのか」という、その企業固有の強みや特徴、サービス内容と結びつけることが重要です。企業のホームページや統合報告書、求人票を深く読み込み、その企業の理念や具体的な事業展開に寄り添った内容にカスタマイズすることで、独自の強い志望度をアピールできます。

自分の経験やスキルを根拠(エビデンス)として交える

「〇〇に挑戦したいです」という希望だけでなく、「前職において〇〇の経験を積み、〇〇というスキルを培ってきたため、入社後はそれを活かして〇〇に貢献したい」というように、過去の実績を根拠として添えてください。これまでのキャリアの延長線上にやりたいことが位置していることを証明できれば、夢物語ではなく「現実的な再現性のある計画」として、面接官に強い納得感を与えることができます。

企業のメリット(売上貢献や課題解決)の視点を取り入れる

自分の「やりたいこと」をただ伝えるだけでは、単なる自己中心的な要望の発表になってしまいます。重要なのは、自分がそのやりたいことを成し遂げた結果、企業に対してどのような利益や貢献をもたらすことができるのかという「企業側のメリット」をセットで提示することです。「私の〇〇というやりたいことを実現させることで、御社の新規顧客開拓に貢献できます」といった視点を持つことで、ビジネス視点が備わった優秀な人材であると評価されます。

説得力を生む回答の具体的な構成法

面接の本番で、自分の考えを論理的に、かつ分かりやすく伝えるための構成のステップを紹介します。

  1. 結論(入社後に最もやりたいこと)まずは、質問に対して「私が御社に入社いたしましたら、〇〇に携わり、〇〇を実現したいと考えております」と、一言で明確に結論を述べます。
  2. 背景と理由(なぜそれをやりたいのか)そのやりたいことを見つけるに至った、前職での経験や具体的なエピソード、あるいは自身の価値観の変化について簡潔に語ります。
  3. 具体的な貢献方法(自分の強みをどう活かすか)自分の持っている具体的なスキルや専門知識が、応募先企業のどの業務において、どのように活かせるのか、具体的なイメージを説明します。
  4. 将来の展望(企業とともにどう成長するか)入社直後、3年後、5年後といった時間軸の中で、どのように業務の幅を広げ、最終的に企業にどのような大きな貢献をもたらしたいかという、未来のビジョンで締めくくります。

評価を下げてしまうNGな「やりたいこと」の特徴

良かれと思って答えた内容が、企業の求める人物像と合致せず、逆にマイナスの印象を与えてしまうケースもあるため注意が必要です。

企業の現在のフェーズや募集職種と乖離している

例えば、プレイヤーとしての即戦力を募集している中途採用の面接において、「入社してすぐにマネジメント業務をやりたいです」と答えたり、国内市場の拡大を狙っている企業に対して「将来は海外事業を立ち上げたいです」と答えたりするのは、企業のニーズと一致していません。自分の希望と企業の募集要件にミスマッチがないか、事前の確認が必要です。

福利厚生や「学ぶこと」を目的としてしまっている

「研修制度が充実しているので、最先端の技術を学びたいです」「整った環境でワークライフバランスを保ちながら働きたいです」といった内容は、やりたいこととしては不適切です。中途採用は、会社から与えられる場ではなく、自ら価値を提供する場です。学校のように「教えてもらう」「学ぶ」という姿勢が前面に出すぎると、自立心や貢献意欲が低いとみなされ、評価が大幅に下がってしまいます。

専門家への面接相談で転職成功
当サイトの目的や面接のアドバイスを詳しく知る

面接のトリセツ

面接のトリセツ
サイトの目的
面接のトリセツ
面接のアドバイス
転職活動の状態ごとに、必要な知識を学べる

おすすめ転職支援サイト

キャリアプランの相談
キャリアプラン案内所
履歴書・職務経歴書の助言
応募書類マスター
年収交渉アドバイス
給与交渉ナビ
ABOUT ME
ライト
ライト
キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
※当サイト記事はリンクフリーです。ご自身のサイトへ自由にお使い頂いて問題ありません。ご使用の際は、文章をご利用する記事に当サイトの対象記事URLを貼って頂ければOKです。
記事URLをコピーしました