Web面接の正しい抜け方|終了後のマナー・退出のタイミング・印象を残すポイントとは?
はじめに
コロナ禍以降、企業の採用活動では**Web面接(オンライン面接)**が広く普及しました。対面と比べて移動の手間がなく、効率的に面接が行える一方で、「Web面接 抜け方がわからない」「最後の退出の仕方で失礼になっていないか不安」といった声も多く聞かれます。
対面面接であれば、面接官の案内に従って退室するのが自然ですが、オンラインでは自分の判断で画面を切る場面が発生するため、正しいマナーが求められます。
この記事では、
- Web面接での退出の正しいタイミングと流れ
- 退出時に気をつけたいマナー
- 面接官が見ている“最後の印象”とは
- 終了後に送るべきお礼メールのポイント
- よくある失敗例とその対策
について、わかりやすく解説します。
結論:Web面接は「面接官の退出を待ってから」が基本マナー
Web面接では、応募者が先に退出するのではなく、面接官が先に画面をオフにしてから、自分が退出するのが基本とされています。
✅ 理由:
- 面接官が退室するまで退出を保留することで、相手に対する礼儀や丁寧な姿勢を示せる
- 面接官が「最後に一言あるか」「追加の連絡を伝えるか」など、終了直前に案内することがあるため
- 応募者側から急に退出すると、失礼な印象を与える可能性がある
Web面接の「正しい抜け方」ステップ
▶ ステップ1:面接官が「本日の面接は以上です」と告げる
多くの場合、面接官が「以上で面接は終了となります」「ありがとうございました」などと明確に面接終了の合図を出します。
▶ ステップ2:丁寧にお礼とあいさつを伝える
ここで印象を残すチャンスです。
例:
- 「本日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました」
- 「御社についてより深く知ることができ、大変勉強になりました」
▶ ステップ3:面接官の画面がオフまたは退出したことを確認
面接官が退室・ミュート・画面オフになったのを確認してから、静かに自分も退出ボタンを押しましょう。
▶ ステップ4:退出後はPCカメラ・マイクをオフにし、ソフトを完全終了
録画機能が働いている可能性もあるので、面接終了後も数秒は姿勢を保つと安心です。
NGなWeb面接の抜け方・失礼になる例
NG行動 | なぜ良くない? |
---|---|
面接官の「ありがとうございました」にかぶせて退室 | 相手の話を遮る印象を与える |
無言で退出ボタンを押す | 社会人としての礼儀に欠ける |
面接官より先に退出する | 焦っている・落ち着きがない印象 |
カメラ越しにあくびや気を抜いた姿を見せる | 終わり際にも見られていることを忘れない |
Web面接後に印象アップするためのお礼メール例
面接の抜け方に加えて、面接後のフォローとして「お礼メール」を送ることで、印象がより良くなります。
▶ お礼メールの例文
件名:本日のWeb面接のお礼(氏名)
株式会社〇〇
採用ご担当者様
お世話になっております。
本日、Web面接のお時間を頂戴いたしました〇〇大学の〇〇と申します。
本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。
面接を通して、貴社の社風や業務内容について理解が深まり、ますます志望度が高まりました。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
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氏名
メールアドレス
電話番号
よくある質問(Q&A)
Q. 面接官が何も言わずに静かになったときはどうする?
→ 画面越しでのタイムラグや操作中の可能性があります。数秒間は沈黙に耐え、確認のために「本日はありがとうございました」と一言添えて様子を見るのが丁寧です。
Q. 面接が終わったのに退出していいのか不安なときは?
→ 面接官が終了を明言していた場合、「失礼いたします」と言ってから退出しましょう。それでも不安な場合は、「こちらから退出させていただいてもよろしいでしょうか?」と確認するのも丁寧です。
まとめ|Web面接の「抜け方」も評価対象になる
Web面接では、面接の内容だけでなく、最後の抜け方=退出の所作やマナーまでが総合評価に含まれることがあります。
慌てて退室したり、雑に切ってしまうと、せっかくの好印象が台無しになることも。
✅ おさらいポイント
- Web面接は「面接官が退出してから自分が抜ける」のがマナー
- 退出時には必ず笑顔と丁寧なお礼の言葉を添える
- 面接終了後にお礼メールを送るとより好印象
- 退出後もカメラがONになっていないか確認し、姿勢を崩さないよう注意
- 最後の1分間で印象が大きく変わることもある
Web面接では、画面越しでも“礼儀”と“丁寧さ”が伝わります。
退出の瞬間まで気を抜かず、落ち着いた対応であなたらしい印象を残しましょう。