面接での「貴校」の正しい使い方とは?場面ごとの敬語マナーと注意点を解説
はじめに
教員採用試験や学校関係の面接では、志望動機や自己紹介の中で、学校名を敬って表現する必要があります。その際によく登場するのが「貴校(きこう)」という言葉です。
「面接では『貴校』と『御校』どちらを使えばいいの?」
「履歴書ではどう書けば失礼じゃない?」
「間違った使い方で印象を悪くしたくない…」
このような疑問を持っている方のために、この記事では「面接 貴校」というテーマに沿って、
- 「貴校」と「御校」の意味と使い分け
- 面接や履歴書での適切な使用場面
- 面接官に好印象を与える使い方のコツ
- よくある間違いとその対策
- 実際の例文・回答例
まで、丁寧に解説します。
「貴校」と「御校」の違いとは?
どちらも「相手の学校を敬って表現する言葉」ですが、使う場面に違いがあります。
表現 | 読み方 | 用途 | 使用場面 |
---|---|---|---|
貴校 | きこう | 書き言葉 | 履歴書、志望動機書、メール文など |
御校 | おんこう | 話し言葉 | 面接や会話中など、口頭でのやり取り |
つまり、
- 書くときは「貴校」
- 話すときは「御校」
が基本ルールとなります。
面接では「御校」、書類では「貴校」がマナー
✅ 面接中(話し言葉)での使用
面接官との会話では「御校(おんこう)」を使うのが自然です。
例:
- 「御校の教育理念に深く共感いたしました。」
- 「御校の教育現場で子どもと向き合う仕事がしたいと考えています。」
面接の場で「貴校(きこう)」と話してしまうと、少し堅苦しく聞こえたり、違和感を与える可能性があるため注意が必要です。
✅ 志望理由書・エントリーシートなどの書類では「貴校」
例:
- 「貴校の教育方針に魅力を感じ、志望いたしました。」
- 「貴校での実習経験を通して、教育の現場に強い関心を持ちました。」
ビジネスにおける「貴社(書き言葉)」と「御社(話し言葉)」の使い分けと同じルールです。
よくある間違いと注意点
❌「御校(おんこう)」を文書で使ってしまう
→ 砕けた印象になり、文書の格式を下げてしまう恐れがあります。
❌「貴校(きこう)」を面接中にそのまま発音してしまう
→ 読み方として不自然に聞こえるため、「御校(おんこう)」に言い換えるのがベター。
❌「貴社」「御社」を使ってしまう
→ 教育機関相手に「社」は不適切。相手が学校であることを意識した敬語を選びましょう。
面接での「貴校/御校」の自然な使い方例
志望動機での使用(面接)
「御校の“主体的な学び”を重視するカリキュラムに魅力を感じ、自分もその現場で子どもたちの学びを支えたいと考え、志望いたしました。」
自己紹介に含める例
「教育実習では、御校のような小規模で地域との連携が密な学校において、子ども一人ひとりの成長を大切にする教育を学びました。」
履歴書・エントリーシートでの使用(書き言葉)
「貴校の“探究型学習”の導入事例を大学で学び、私自身もその実践の場に立ちたいと思い志望しました。」
迷ったときは「学校名+様」も有効
相手の学校名が分かっている場合は、**「〇〇小学校様」「〇〇高等学校様」**と表記・発言するのも丁寧で安心です。
例:
- 書類:〇〇高等学校様
- 会話:〇〇高等学校様において~
→ 「貴校/御校」の誤用リスクを減らし、より丁寧な印象に。
まとめ
「貴校」と「御校」は、相手を敬う敬語として非常に大切な表現です。正しく使い分けることで、言葉遣いの丁寧さや敬意が伝わり、面接官からの信頼感も高まります。
おさらいポイント:
- 面接などの会話では「御校(おんこう)」を使う
- 書類や文面では「貴校(きこう)」が正しい
- 「貴社/御社」など法人向け敬語と混同しないよう注意
- 不安な場合は「学校名+様」と言い換える方法も◎
敬語の細かな違いを押さえておくことで、面接全体の印象がぐっと引き締まります。
細部まで気配りの行き届いた言葉遣いで、自分の誠実さや丁寧さを面接でしっかり伝えましょう。