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面接の逆質問でメモ帳は使ってもいい?好印象を与える選び方とマナー

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転職活動における面接の終盤で、必ずと言っていいほど設けられる逆質問の時間は、企業への熱意をアピールするための、非常に重要な機会です。しかし、緊張感のある面接の中で、事前に考えてきた質問内容を忘れてしまわないか不安になり、用意したメモ帳を見ながら質問しても良いのかと、悩む転職者は少なくありません。「面接中にメモ帳を見るのは失礼にあたるのではないか」と、心配になる気持ちも分かります。結論から申し上げますと、面接の逆質問において、メモ帳を取り出して見ながら質問を行うことは、決してマナー違反ではありません。本記事では、面接でメモ帳を使うことが許容される理由や、面接の場にふさわしいメモ帳の選び方、そして面接官に好印象を与えるための正しいマナーについて、詳しく解説します。

面接の逆質問でメモ帳を取り出すのはマナー違反?

面接というフォーマルな場において、カバンから手元のメモ帳を取り出して確認する行為は、一見すると自信がないように見られがちですが、実際にはプラスの評価に繋がる要素を多く含んでいます。

メモ帳の持ち込みは熱意の表れとして好印象

面接官は、応募者が自社に対してどれほど深い関心を持ち、真剣に選考に臨んでいるかを、常に行動から読み取ろうとしています。事前に企業研究をしっかりと行い、聞きたいことを忘れないようメモ帳にまとめて持参する姿勢は、それだけ面接に向けて入念な準備をしてきたという、熱意の証明になります。思いつきで質問をするよりも、メモ帳を用意してまで真剣に企業を理解しようとする態度は、多くの面接官にとって、非常に好意的に受け取られます。

丸暗記によるミスを防ぎ、質の高い質問ができる

どれほど完璧に準備をしていても、本番の緊張感によって、頭が真っ白になってしまうことは誰にでも起こり得ます。用意した質問を無理に丸暗記しようとすると、思い出すことに意識が集中してしまい、言葉に詰まったり、不自然な間が空いたりする原因となります。メモ帳を見ながら質問することで、こうしたミスを未然に防ぎ、落ち着いて正確な言葉で質問を投げかけることが可能になります。

面接の場にふさわしいメモ帳の選び方

メモ帳を使うこと自体は問題ありませんが、面接というビジネスの場にふさわしいアイテムを選ぶことが重要です。

デザインはシンプルで落ち着いたものを

面接で使用するメモ帳は、清潔感があり、スーツ姿に馴染むシンプルなデザインを選ぶのが鉄則です。表紙の色は、黒、紺、茶色といった落ち着いた色合いが無難であり、面接官に真面目な印象を与えます。派手な柄がプリントされているものや、キャラクターが描かれているようなメモ帳は、ビジネスシーンには不適切であるため、使用を避けるべきです。

サイズは持ち運びやすいA5からB6程度がおすすめ

メモ帳のサイズは、小さすぎず大きすぎない、A5サイズからB6サイズ程度のものが最適です。手のひらに収まる小さすぎるメモ帳は、安っぽい印象を与えかねず、文字も小さくなって面接中に確認しづらくなります。逆に、A4サイズのような大きなノートは、机の上に広げるとスペースを取りすぎてしまい、スマートさに欠けます。膝の上や小さな机でも扱いやすい、手頃なサイズの手帳やノートを選びましょう。

メモ帳をスマートに活用するための正しいマナー

ビジネスにふさわしいメモ帳を用意しても、その振る舞いによっては、面接官にマイナスの印象を与えてしまうこともあります。相手への配慮を持った、いくつかの重要なマナーを守る必要があります。

取り出す前に必ず面接官の許可を得る

逆質問の時間が訪れた際、無言で突然カバンからメモ帳を取り出し、下を向いて話し始めるのは、相手に対して配慮に欠ける行為です。メモ帳を取り出したい場合は、質問を始める前に、「本日はお伺いしたいことをメモにまとめて参りましたので、拝見しながら質問させていただいてもよろしいでしょうか」と、面接官へ一言断りを入れるのが、社会人としての正しいマナーです。事前に許可を得ることで、丁寧で礼儀正しい印象を与えることができます。

質問内容は箇条書きで簡潔にまとめておく

メモ帳に質問の文章を一言一句すべて書き連ねてしまうと、面接本番でどうしても、原稿をそのまま読み上げるような不自然な話し方になってしまいます。質問の内容は、一目で把握できるように、キーワードを中心に箇条書きで簡潔にまとめておくのがポイントです。箇条書きにしておくことで、面接の会話の流れに合わせて、自分の言葉で自然に質問を組み立てることができます。

メモ帳ばかりを見ず、面接官の目を見て対話する

メモ帳を見ることは、あくまで内容を思い出すための補助的な行為であり、面接が面接官とのコミュニケーションの場であることを、決して忘れてはいけません。手元のメモ帳をじっと見つめたまま質問をするのは、コミュニケーション能力に欠けるという印象を与えてしまいます。質問の要点を手元のメモ帳で確認したら、しっかりと顔を上げ、面接官の目を見て自分の言葉で伝えるよう、意識してください。

面接でメモ帳を使う際に避けるべきNG行動

良かれと思って用意したメモ帳が、かえって評価を下げてしまうリスクも存在します。以下の点には、細心の注意を払いましょう。

スマートフォンをメモ帳代わりに使うのはNG

近年では、スマートフォンでメモを管理することが日常的になっていますが、面接の場において、スマートフォンをメモ帳代わりに取り出して見る行為は、絶対に避けるべきです。面接官に対して、「別の作業をしているのではないか」「メッセージを確認しているのではないか」という不信感を与えかねません。企業側から特別な指示がない限り、面接中はスマートフォンを鞄にしまい、必ず紙のメモ帳を使用するようにしてください。

原稿をそのまま読み上げるだけの態度は避ける

先述した通り、メモ帳に頼りすぎてしまい、質問をただ読み上げるだけになってしまうと、対話のキャッチボールが成立しません。面接官は、応募者との自然な会話を通して、コミュニケーションの適性を見極めています。メモ帳はあくまで道標として活用し、その場の雰囲気や直前の会話の内容を踏まえながら、臨機応変に言葉を紡ぐ姿勢が求められます。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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