面接の日程調整メールの書き方|例文・マナー・返信時の注意点まで徹底解説
はじめに
就職活動や転職活動、アルバイトの応募などで企業とのやりとりが始まると、まず必要になるのが「面接の日程調整メール」です。
「メールの文面、これで失礼じゃないかな?」
「希望日程の伝え方はどうすればいい?」
「企業から送られてきた日程に返信するだけでも緊張する…」
そんな不安を感じる方に向けて、この記事では「面接 日程調整 メール」というキーワードをもとに、
- 面接日程の調整メールを送る際の基本マナー
- 自分から日程を提案する場合のメール例文
- 企業から提案された日程に返信する例文
- 日程変更・キャンセルをお願いする場合の丁寧な表現
- メールでの注意点・NG表現
- よくある質問と対処法
を、ビジネスマナーに沿って詳しく解説します。
基本マナー|日程調整メールで押さえるべきポイント
✅ 1. 件名は簡潔・明確に
例:「面接日程のご連絡(氏名)」または「Re: 面接日程のご案内」
✅ 2. 宛名は部署・担当者名を正確に書く
例:「株式会社〇〇 人事部 〇〇様」
✅ 3. 丁寧なあいさつと名乗りから始める
最初に応募の御礼を述べましょう。
✅ 4. 日程の希望や確認は具体的に
「◯日(火)午前10時以降」など、複数候補を出すのが丁寧です。
✅ 5. 締めの言葉と署名を忘れずに
「何卒よろしくお願いいたします。」で締め、氏名・連絡先を記載しましょう。
【パターン別】面接日程調整メールの例文集
◆ 自分から希望日程を提案する場合
件名:面接日程のご相談(氏名)
株式会社〇〇
人事部 〇〇様
お世話になっております。〇〇(大学名・氏名)と申します。
このたびは面接の機会をいただき、誠にありがとうございます。
面接日程につきまして、以下の日程でご調整いただけますと幸いです。
【第一希望】〇月〇日(火)10:00〜
【第二希望】〇月〇日(水)午後
【第三希望】〇月〇日(金)終日可
ご都合のよい日程がございましたらご連絡いただければと存じます。
何卒よろしくお願いいたします。
―――――――――――――――
氏名:山田 太郎
電話:090-xxxx-xxxx
メール:xxxx@example.com
◆ 企業から日程を提案され、了承する場合
件名:Re: 面接日程のご案内(山田 太郎)
株式会社〇〇
人事部 〇〇様
お世話になっております。〇〇大学の山田太郎です。
このたびは面接日程のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
ご提案いただきました
〇月〇日(木)14:00からの面接にて、承知いたしました。
当日は何卒よろしくお願い申し上げます。
―――――――――――――――
氏名:山田 太郎
電話:090-xxxx-xxxx
メール:xxxx@example.com
◆ 都合が合わず、日程変更をお願いする場合
件名:面接日程変更のお願い(氏名)
株式会社〇〇
人事部 〇〇様
お世話になっております。〇〇の山田太郎です。
ご連絡いただきました〇月〇日(木)14:00からの面接ですが、
あいにく別件があり、その時間の参加が難しい状況でございます。
大変恐れ入りますが、以下の日程で再調整をお願いできますと幸いです。
【第一希望】〇月〇日(金)10:00〜
【第二希望】〇月〇日(月)午前中
ご迷惑をおかけし申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。
―――――――――――――――
氏名:山田 太郎
電話:090-xxxx-xxxx
メール:xxxx@example.com
メールでのNG例と注意点
NG表現 | 理由 |
---|---|
「いつでも大丈夫です!」 | 相手に丸投げしている印象 |
「取り急ぎ、面接よろしくです」 | カジュアル・失礼な印象を与える |
件名なし・あいさつなし | 社会人としてのマナー不足 |
曜日や時間の記載ミス | 誤解を生みやすく、調整が混乱する |
よくある質問と対処法
Q:第一希望しか伝えたくない場合は?
→ 第二・第三希望がなくてもOK。ただし、「その日時以外であれば調整可能」と添えておくと柔軟さを印象づけられます。
Q:日程メールが来たのに返信を忘れてしまった…
→ 気づいた時点ですぐに謝罪と返信を。「返信が遅れ申し訳ありません」とひと言添えれば問題ありません。
Q:リモート面接か対面か分からないときは?
→ 丁寧に確認しましょう。
「当日は対面での面接となりますでしょうか。差し支えなければ形式をご教示いただけますと幸いです。」
まとめ|面接の日程調整メールも選考の一部
面接日程調整のやりとりは、あなたのビジネスマナー・文章力・丁寧さを企業が見るポイントでもあります。
たった1通のメールでも、しっかりと誠意を持って対応することが、良い印象を残す第一歩です。
✅ おさらいポイント
- 面接日程の調整は「件名・宛名・あいさつ・具体的な日程・締めの言葉」が基本構成
- 返信はなるべく24時間以内に
- 日程を断る・変更する際は、丁寧に謝意を添えて伝える
- カジュアルすぎる表現は避け、社会人らしい文面を心がける
丁寧なメール対応が、面接本番前の“最初の評価”になります。
安心して本番に臨むためにも、誠実な日程調整メールで好スタートを切りましょう!