はじめに
「面接って実際どんな流れで進むの?」「いつ自己紹介をするの?」「何に気をつけたらいい?」
このような疑問を持つ方は多いでしょう。特に就職活動や転職活動の初期段階では、面接の流れを正しく理解しておくことが成功のカギになります。
この記事では、「面接 流れ」というキーワードをもとに、
- 面接の基本的な流れ(対面・オンライン共通)
- 各ステップごとの注意点とマナー
- よくある質問のタイミング
- 面接前後に行うべき準備とフォロー
- 面接をスムーズに進めるためのコツ
を、初心者にもわかりやすく解説します。
面接の流れ:全体のステップを把握しよう
面接は一般的に、以下のような流れで進行します。
✅ 面接の基本的な流れ(対面式)
- 受付・入室(約5〜10分前に到着)
- 面接官とのあいさつ・自己紹介
- 質問タイム(志望動機・経歴・強みなど)
- 逆質問(応募者からの質問)
- 終了のあいさつ・退室
※オンライン面接でも大まかな流れは同じですが、「入室=ログイン」「退室=退出操作」に変わります。
ステップ別|面接の具体的な流れとポイント
◆ 1. 受付・入室
流れ:
- 面接時間の5~10分前に受付を済ませる
- 受付で名前と面接の旨を伝える
- 面接官が来たら、立ち上がって笑顔であいさつ
ポイント:
- 遅刻しそうな場合は必ず電話連絡
- 面接開始までスマホは触らず、静かに待つ
◆ 2. あいさつ・自己紹介
流れ:
- 面接官が「どうぞ」と促したら着席
- 「簡単に自己紹介をお願いします」と言われる場合が多い
ポイント:
- 自己紹介は1分程度が目安
- 学歴・職歴・長所・志望動機の導入を盛り込むと◎
例:「〇〇大学の〇〇と申します。本日はお時間をいただきありがとうございます。私は大学時代に〇〇を学び、〇〇の経験をしてきました。これまでの経験を活かし、貴社で〇〇に貢献できればと考えています。」
◆ 3. 質問タイム(面接官からの質問)
よくある質問内容:
- 志望動機
- 自己PR・長所と短所
- 学生時代に力を入れたこと
- 前職での経験(転職の場合)
- チームでの役割・困難を乗り越えた経験
- 入社後にやりたいこと・キャリアプラン
ポイント:
- 結論 → 理由 → 具体例 → まとめ(PREP法)で答えると分かりやすい
- 質問には簡潔に、相手の目を見て話す
- 話が長くならないように注意
◆ 4. 逆質問(応募者からの質問)
面接官から「最後に何か質問はありますか?」と聞かれる場面
おすすめの質問例:
- 「御社で活躍している人の特徴を教えてください」
- 「入社後、最初に任される業務内容を教えていただけますか?」
- 「中途入社の方の研修制度について教えていただけますか?」
注意点:
- 「特にありません」はNG。志望度が低いと思われる
- ホームページに書かれていることをそのまま聞かない
◆ 5. 終了のあいさつ・退室
流れ:
例:「本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。」
ポイント:
- 最後まで姿勢と声に気を配ること
- オンラインでは、退出前に一言お礼を伝えてから画面を閉じる
面接後の流れ|感謝メールを送るのも好印象
面接後には、できれば当日または翌日中にお礼メールを送るのがマナーです。
特に中途採用やインターンシップの選考では、丁寧な対応がプラス評価になることもあります。
お礼メールの例文:
件名:本日の面接のお礼(〇〇〇〇)
株式会社〇〇〇〇
人事部 〇〇様
本日はお忙しい中、面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。
面接では貴社の業務内容や方針について詳しくお伺いでき、ますます志望意欲が高まりました。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
〇〇〇〇(氏名)
メールアドレス:
電話番号:
まとめ|面接の流れを把握すれば、当日の不安がなくなる
面接の基本的な流れを知っておくだけで、当日の立ち居振る舞いや準備が格段にスムーズになります。特に初めての面接では、緊張から思わぬミスをしてしまうこともあるため、流れを想定しておくことが重要です。
✅ おさらいポイント:
- 面接には5〜10分前に到着・受付を済ませる
- 自己紹介や質問への答えは結論から簡潔に話す
- 逆質問で意欲を伝えることができる
- 最後のあいさつ・退室まで気を抜かない
- 面接後のフォローメールも印象アップにつながる
面接の流れをしっかり押さえて、自信を持って本番に臨みましょう。準備とマナーで、あなたの魅力を最大限に引き出せます。
ABOUT ME
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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