面接を体調不良で欠席・変更する場合のメール対応マナー｜例文付きで丁寧に解説

はじめに

就職・転職活動中、予定していた面接日に体調不良で参加が難しくなることは、誰にでも起こり得ることです。

「面接当日に熱が出たけど、どう連絡すればいい？」
「体調不良で面接を延期してもらうのは失礼？」
「メールで連絡してもいいの？電話じゃなきゃだめ？」

このような不安を抱えながら、正しい対応ができずに焦ってしまう方も多いのではないでしょうか。

本記事では、「面接 体調不良 メール」というテーマで、面接日当日または前日に体調不良で連絡を入れる際の、

• 企業側の印象を損ねないためのマナー
• メールで連絡する際の注意点
• 実際に使えるメール文例（当日／前日）
• 電話との使い分け
• 体調が回復した後の再連絡方法

まで、ビジネスマナーに基づいて詳しく解説します。

面接を体調不良で欠席・延期するのは失礼？

✅ 結論：体調不良による欠席・延期は正直に伝えればOK

採用担当者も、面接当日に体調を崩してしまう可能性があることは十分理解しています。無理をして面接に臨むよりも、誠実に体調不良を伝え、面接日の変更をお願いするほうがむしろ好印象につながることもあります。

面接キャンセル・延期の連絡手段｜メールでも大丈夫？

▶ やむを得ない事情で電話ができない場合は、メールだけでも誠意を込めた文面で伝えましょう。

メール連絡時のポイント（体調不良の場合）

1. 件名は明確に：「【面接日変更のお願い】○○（氏名）」など
2. 要件を簡潔に伝える：「体調不良のため、面接日程の変更をお願いしたい」
3. 謝罪とお願いをセットで伝える：「ご迷惑をおかけし申し訳ありませんが、ご対応いただけますと幸いです」
4. 次回の日程候補を添えると丁寧（可能であれば）
5. 回復後の意欲を伝える：「ぜひ面接の機会をいただきたく、よろしくお願い申し上げます」

面接を体調不良でキャンセル・延期するメール文例

■ 前日までに連絡する場合のメール例文

件名：面接日程変更のお願い（氏名）

株式会社〇〇
採用ご担当者様

お世話になっております。貴社の面接に応募しております、○○大学の□□と申します。

大変恐縮ですが、昨夜より体調を崩してしまい、明日予定していただいております面接に参加することが難しい状況となってしまいました。

ご多用のところご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんが、可能であれば日程を変更いただけないかと存じます。

体調が回復次第、改めて日程のご都合をお伺いできればと思っております。
何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

──────────────────  
氏名：□□ □□  
電話：090-××××-××××  
メール：xxxxx@example.com  
──────────────────

■ 当日朝に連絡する場合のメール例文（※電話が難しい場合）

件名：【至急】本日面接の件（氏名）

株式会社〇〇
採用ご担当者様

お世話になっております。本日〇時より面接のお約束をいただいております、□□ □□と申します。

誠に申し訳ないのですが、今朝より発熱と体調不良が見られ、外出が難しい状況のため、本日の面接に伺うことができなくなってしまいました。

ご多忙の中、大変ご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。

体調が回復次第、ぜひ改めて面接の機会をいただけますと幸いです。
何卒ご理解・ご配慮のほど、よろしくお願い申し上げます。

──────────────────  
氏名：□□ □□  
電話：090-××××-××××  
メール：xxxxx@example.com  
──────────────────

面接を再設定したいときのフォローメール例

体調が回復した後には、自分から面接再調整の連絡を入れるのがマナーです。

件名：面接日程の再調整について（氏名）

株式会社〇〇
採用ご担当者様

お世話になっております。以前、体調不良により面接をキャンセルさせていただいた□□ □□です。

おかげさまで体調も回復いたしましたため、可能であれば面接の機会を改めて頂戴できないかと思い、ご連絡させていただきました。

ご迷惑をおかけしましたことを改めてお詫び申し上げます。  
お手数をおかけいたしますが、ご検討のほどよろしくお願いいたします。

──────────────────  
氏名：□□ □□  
電話：090-××××-××××  
メール：xxxxx@example.com  
──────────────────

まとめ｜面接当日の体調不良は誠実な対応が第一

面接の日に体調不良で欠席・延期することは、決して非常識なことではありません。その後の対応が丁寧かつ誠実であれば、マイナス評価にはつながらないどころか、信頼を得られるケースもあります。

✅ おさらいポイント：

• 面接を体調不良で欠席する際は、できるだけ早く連絡を
• メールのみの場合でも、丁寧な文面＋誠意を忘れずに
• 面接日程の再調整も、自分からアクションを取ることが大切
• 無理して出席して悪化するより、誠実な延期連絡の方が印象は良い

体調を万全にして、改めて前向きな気持ちで面接に臨みましょう。あなたの誠意と準備は、必ず評価されます。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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